ニュース速報でも報じられず,じっくりまったりテレビの録画放送を待つことができる日本のNFLファンは,しあわせ者だ。さてそんな人は,ここから下には結果が書いてあるかもしれないから,読まない方が安全かもヨ。
quote:高品位テレビを持つスーパーボウル視聴者は今年,選手の汗と同じようにバドライトを流れる滴を観るだろう。スーパーは2000年からウルトラシャープHDで放送されており,今年のABCの放送,スーパーボウルXLでは高品位のHD広告が初めて半分を超える。広告主はスーパーのために,30秒間240万ドル(2億7600万円)の経費を支払うが,「スーパーは人々がCMを観る数少ないチャンスのひとつだ」と述べている。
ずっと前からスーパーボウルはNHK BSで生放送をしてくれていたが,いまはプレイオフの試合もCSで生放送が増えているようでありがたい。NFLなんてホントに視聴者の数なんてたかが知れているとは思うんだけど,自分の都合に合わせてテレビを観たい人には持って来いなので本当に助かる。今年はインディアナポリスがものすごい強さをみせつけそうな予想が多かったけど,ペイトン兄弟がともに敗れて急に地味なスーパーが首をもたげてきた。
たとえスーパーでなくたって(NHK BSじゃどうせ観られないし),テレビCMがなんの役割も果たしていないのはわたしも同じだったりする。テレビCMで観てモノを買いに行ったことなんてないし,なにかを買うようなきっかけにもなっていない。まぁわたしはテレビCMを観るための体勢をまったく整えていないので仕方ないけど,高品位CMが半分以上になるというスーパーのCMはどうなるんだろうか。広告主にしては,30秒に億単位の金をかける価値がまだ残っているのかどうか。スーパーは日本時間の2月5日の朝。久しぶりの北部,寒い寒いデトロイトで行われる(去年のスーパー 過去記事)。
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